夏は27℃前後、冬は23℃前後が猫にとっては適温が、子猫や8歳以上の場合は注意が必要です。
産まれて数ヶ月の赤ちゃん猫の場合、まだ自分で体温調整ができません。
保温してあげないと低体温になってしまうことがあります。
子猫なので、まだ動き回らない赤ちゃんですから、室内全体を暖める必要はありません。
ベッドを段ボールで囲んだり、タオルで包んだ湯たんぽを用意するなどして、猫の居場所だけ保温すれば十分です。
ペットヒーターなどで対策をしてあげてください。
温度の目安は成猫より高めで、30℃前後。
本来、赤ちゃん猫は親猫や兄弟猫と寄り添うことで体温を保っていますから、それくらいの暖かさをイメージしてみてください。
シニア猫は筋肉が減って発熱量が減ります。
成猫よりも少し暖かい28℃くらいが適温です。
体力も落ちるため、自力で心地良い温度の場所に移動できなくなり、急激な温度変化にも弱くなっています。冬場でも25~28℃を目安にして、年間を通じて一定の室温を保ってあげましょう。
特に低体温症には注意が必要です。
体温によって重症度が大きく3つに分類
分類体温軽度低体温症32~37.5℃
中等度低体温症28~32℃
重度低体温症28℃未満
「低体温症」は、重度のときは亡くなってしまうこともある怖い病気なので、早く発見して治療を受ける必要があります。
